トヨタ自動車とトヨタメディアサービスは、家庭の消費電力量を見ることができるシステム「H2V-α」を共同開発し、このほど販売を開始した。本システムを利用することで節電や遠隔地で一人暮らしをする親族などの見守りができる。
自宅にあるパソコン、テレビやスマートフォンから有線・無線の通信回線を介して「H2V-α」とつなげることで、家庭全体と分電盤の分岐単位で消費電力を知ることができ、節電意識の向上に役立てることができる。
電力消費量のデータはトヨタスマートセンターに送付・蓄積され、自宅のPCやタブレット端末やスマートフォンから、日・月単位で確認が可能だ。
同社が販売する電気自動車の充電管理機器である「H2V Manager」のオプションサービス「e-Care」が、「H2V-α」でも利用が可能。本サービスは電気消費量の変化状況を、遠隔地からでも知ることができるというもので、一人暮らしの高齢者家庭など、安否の確認に役立てることができる。(オルタナ編集部=副島久仁彦)
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