国際環境NGOグリーンピースは2月7日、国内の大手スーパーマーケット5社(イオン、イトーヨーカドー、ダイエー、ユニー、西友)を対象に、魚介類商品の調達方針と放射能汚染問題への取り組みを評価した「お魚スーパーマーケットランキング2」を発表した。1位はイオンで、最下位はアンケート調査で詳細情報の公開を拒否したイトーヨーカドーだった。
今回の「お魚スーパーマーケットランキング2」は、各社の取り組みについて、2012年10月からアンケート調査を行い、回答を点数化しランキング付けしたものだ。
「トレーサビリティーについて」「消費者への情報提供について」「調達を避けるべき魚介類について」「積極的に調達すべき魚介類について」「調達方針について」「放射能汚染問題について」の6項目を各100ポイント満点で評価している。
グリーンピースは2011年10月に、1回目のアンケート調査と店頭で購入した魚介類の放射性物質の含有量を調査する抜き打ちテストを実施。以降、消費者の内部被ばくのリスク低減と、魚介類の安全性と持続可能性の追求のため、魚介類の調達方針の作成と消費者への情報公開を、大手スーパーマーケット5社に対して求めてきた。
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