電気を購入するだけの存在だった市民とエネルギーとの関係。3・11をきっかけに、自分たちの手にエネルギーを取り戻そうと「市民発電所」をつくる動きが盛んになっている。5月28日には、東京・新宿のロフトプラスワンでトークライブ「東京に『市民』発電所を!」が開催される。
ゲストとして、阿部裕行氏(多摩市長)、保坂展人氏(世田谷区長)、桃井和馬氏(多摩市循環型エネルギー協議会代表)、大林ミカ氏(自然エネルギー財団)、古屋将太氏(環境エネルギー政策研究所)、高橋真樹氏(ノンフィクションライター)らが登壇する。
主催の多摩市循環型エネルギー協議会(多摩エネ協)は、市民参加型の自然エネルギーの普及を目指している。多摩市では、多摩電力合同会社(多摩市)が設立されるなど市民電力事業が始まったばかりだ。
トークライブでは、なぜ市民発電所が必要なのか、都会の人たちに何ができるのかなどを議論する。19時30分開始で、予約した場合の参加費は1300円、当日券は1500円。(オルタナ編集部)