「死者いない」高市政調会長、原発発言を撤回し謝罪

自民党の高市早苗政調会長は「(東電原発事故によって)死亡者が出ている状況にない」とする自らの発言について19日午後、党本部で記者団らに「私が申し上げたエネルギー政策のすべての部分を撤回する。福島県の皆さんが私の発言で大変つらい思いをされ、怒りを覚えたとしたら申し訳ない」と述べ、謝罪した。

高市早苗氏(内閣府ウェブサイトから引用)

高市氏は17日に神戸市で「原発は稼働中のコストが安い。これまで事故は起きたが福島第一原発の事故も含めて死亡者はいない。最大限の安全性を確保しながら活用するしかない」と語り、党内外から強い批判を浴びていた。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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