花火大会、お祭り、海水浴場などの野外イベントで、必ず起きるのがトイレ問題だ。会場付近のトイレは長蛇の列。トイレを探すだけで苦労するが、多機能トイレを必要とする高齢者・障がい者・子育て中の親にとっては、さらに大変になる。そこで、NPO法人Check(東京・世田谷)は、「イベントのトイレマップサポートサービス」を5月に開始した。
イベント主催者にとって、数時間・数日のイベントのためにバリアフリー情報を公開する(予算を付ける)ことは容易ではない。高齢者・障がい者・子育て中の親のなかには、せっかくの夏の楽しみをあきらめてしまう人たちも多い。
Checkでは、多機能トイレの情報をインターネット上でみんなで共有・公開するサイト「Check A Toilet」を運営している。
これまで、「スマートフォンを使った社会貢献活動」として、インテル、イー・アクセス、パラマウントジャパンなどの企業や大学生らと共に地域の多機能トイレ情報を探しては「Check A Toilet」に入力・共有する活動を続けてきた。
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