CSR: 羽毛リサイクルで障がい者の就労機会増やす

羽毛リサイクルの回収作業に携わっている障がい者や社協職員、市民など

三重県伊勢市に本社があるエコランドでは、全国各地で不要となった羽毛布団やダウンジャケットなどの羽毛製品を回収し、中に入っている羽毛を取り出した後、それを精製、加工して主に業務用などの製品に再利用している。

同社の関連企業である河田フェザー(名古屋市)では、羽毛は循環資源であり、羽毛製品を使い捨てにせずにリサイクルに出してもらうよう、広く社会に呼びかけている。

今年の秋に発売するダウンジャケットの一部には「グリーンダウン リサイクルプロジェクト」のタグがつく予定だ。

そうしたリサイクル事業の一つとして、「使わない羽毛ふとんが仕事を作り、寄付金を生み出す」というコンセプトで地域の団体と協働している。

例えば、押し入れやタンスの中に眠っている使用していない羽毛布団を障がい者が地域住民から寄付してもらい、それをエコランドが障がい者から買い取り、明和町の障がい者施設に選別・解体などの加工業務を委託。地域の障がい者の就労促進を図るというもの。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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