福島の地元テレビ局などが制作した映像を通じて、原発事故後の福島の現状を共有する「福島映像祭2013」が、明日14日(土)から20日(金)まで東京・中野のポレポレ東中野ほかで開かれる。ニュースサイトの運営などを行うNPOアワープラネット・ティービーが主催し、13作品を上映する。(オルタナ編集部)
映像祭ではドキュメンタリー映画、福島県内で放映された報道番組に加えて、未公開のドキュメンタリーなどを上映。「東電テレビ会議映像」(約240分)は、福島第一原発事故発生直後の東京電力のテレビ会議映像を編集し、事故の実像を明らかにする。飯館村から避難を余儀なくされた酪農家、長谷川健一氏が自ら撮影・監督した「飯館村 わたしの記録」(約70分)では、乳牛が殺処分に送られる様子や家族が避難する前日の様子などを記録した。
15日(日)は福島の地元テレビ局の関係者によるトークセッションが行われるほか、26日は早稲田大学大隈講堂小講堂でも映像祭が行われる。