「東日本の再生過程に若者の参加を」というミッションで住友商事が5年間で5億円の助成を始めた「ユースチャレンジフォーラム」プログラムで、助成対象団体による中間報告会が9月28-29日、仙台市で開かれた。(オルタナ編集長・森 摂)
このプログラムは2012年2月に始動、今年が2年目となる。2日間の報告会では、ユースが任意のチーム、サークル、グループで取り組む活動や研究として23団体、ユースがNPO/大学(院)などの組織において主体的に取り組む活動や研究として16団体、継続助成団体として9団体が各15分、プレゼンテーションを繰り広げた。
石巻で家屋のリノベーションを含めた貸してと借り手のマッチングサービス「石巻2.0不動産」や、就労困難者の雇用創出を目指す特定非営利活動法人フェアトレード東北など、10-20代の若者たちが意欲的な取り組みをプレゼンした。
29日午後のシンポジウムでは、認定特定非営利活動法人市民活動センター神戸の実吉威・事務局長が「ユースの挑戦の価値を信じて」と題して基調講演する予定だ。
これに続いて、特定非営利活動法人ユースビジョンの赤澤清孝代表や鹿住貴之・認定特定非営利活動法人JUON(樹恩)NETWORK事務局長らによるシンポジウムを開く。
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