東日本大震災から2年9カ月、被災地支援のスタイルが変わりつつあると感じた人も多いのではないだろうか。被災地への継続的な支援には、サポート側のノウハウやスキームを活用したケースが増えてきている。女性顧客視線でのユニークな取り組みを続けるベネッセに注目してみた。(エコ メディア ラボ=吉田英司)
株式会社ベネッセホールディングスの子会社である株式会社ベネッセコーポレーションでは、たまごクラブ、ひよこクラブ、ウィメンズパークなど、女性とその家族を対象にした事業展開を行っている。
「同じ子どもを持つ母親の立場として何か支援したい」という顧客の声に応えるべく、東北被災地あるいは途上国の振興、子どもの学びや母親たちの就業を目的とした 「スマイルバスケット」を、2012年6月にスタートした。
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