環境省は2月22日、「ESD KIDS FES !!!」+ESDプロジェクト「全国学びあいフォーラム」を東京駅丸ビルのホールで開催した。応募総数66のうち全国から10団体が選抜され、企業やNPOの環境保全活動や環境教育、国際協力などに参加した小中学生たちが、それぞれの取り組みについて発表した。(オルタナ編集部=松島香織)
ESDとは「持続可能な開発のための教育」(Education for Sustainable Development)の略で、地球上で起きている多様な問題について考え、解決するために「学ぶ」こと。単なる読み書きや計算の能力ではなく、広い視野で物事を見るために必要な知識・技能、価値観や洞察力を身に付け、行動できる、持続可能な社会の担い手を育むことが目的だ。
2002年の国連総会で日本が提案し、2005年から2014年までの10年間を「国連持続可能な発展のための教育(ESD)の10年」とすることが決議され、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が推進機関となっている。
2014年11月 には、「ESDに関するユネスコ世界会議」が愛知・名古屋で開催される。
環境省は、「+ESDプロジェクト」として情報発信や情報共有をしているが、今回はその一環として文部科学省と協力し「ESD KIDS FES!!!」を開催した。
1 2