今号の表紙 イヴォン・シュイナード 1938年生まれ。パタゴニア創業者。ロッククライマー、サーファー、釣り人、環境保護運動家。1950年代からクライミング用具の製造を始め、1973年に登山道具の会社の衣料部門としてパタゴニアをスタート。2001年、売上げの1%を地球のために寄付する企業同盟「1%フォー・ザ・プラネット」を共同設立。写真=森 摂
◆feature story 1
いざ鎌倉、危機に企業集う
鎌倉発イノベーション
だれもが認めるブランド都市「鎌倉」。実は財政は火の車で、急速な高齢化やごみ問題など街としての課題も山積みだ。そんな危機に若手を中心とした経営者が立ち上がった。NPOも援護射撃する。「鎌倉発」社会(ソーシャル)イノベーションの今を追った。
・カマコンバレーの挑戦、ITの力で鎌倉を豊かに
・投資を通じて社会変革を目指す 鎌倉投信
・自然と伝統の地で社会責任を果たす パタゴニア
・松尾崇・鎌倉市長インタビュー 「対峙から対話へ」
◆alterna person
出口治明(ライフネット生命保険 代表取締役会長兼CEO)
「社会起業家はなぜ苦闘するのか」
社会起業家を志す若者が増える一方で、事業がうまくいかず悪戦苦闘を続ける者も多い。ソーシャル・ビジネスを成功させるには、何が必要なのか。保険料半額を実現し、立ち上げ5年で売上高59億円、東証マザーズ上場を成し遂げたライフネット生命保険の出口治明会長に話を聞いた。
◆feature story2
震災から3年、被災地で生まれたソーシャル・ビジネス
2011年3月11日に起きた東日本大震災。復興には、行政やNPO、企業を巻き込み、新たな地域産業や雇用の創出が必要だ。そこで社会的課題をビジネスの手法で解決するソーシャル・ビジネスへの期待が高まっている。宮城県石巻市では、間伐材でコミュニティハウスをつくるプロジェクトも始まった。
・福島が問い直すビジネスの本質
・東北ソーシャル・ビジネス事例
◆Social Design Gallery
震災を乗り越え、海に生きる人たち
◆art
東北で生まれたソーシャル・ビジネスの芽
◆オルタナ魂art
「会社は地球のものである」
◆columns
オルタナティブ経営論 田坂広志
エゴからエコへ 田口ランディ
◆social innovators
ETIC.
ETIC.の現場から 山内亮太
日本財団
社会課題とビジネス 町井則雄
社会起業大学
魂を解き放て! 田中勇一
◆social business around the world
[欧州編/フランス]ホームレスが運営するおしゃれなブティック
[アジア・オセアニア編/ニュージーランド]若年失業者をアイスで起業支援
[北米編/米国]在宅ママの組織力が地域を支える
◆agriculture
農業トピックス 西村ユタカ
日本農業 「常識」と「非常識」の間 徳江倫明
◆forestry
林業トピックス 編集部
「森を守れ」が森を殺す 田中淳夫
◆fishery
漁業トピックス 瀬戸内千代
人と魚の明日のために 井田徹治
◆columns
オルタナティブな空間 馬場正尊
RtR JAPAN運営日記 松丸佳穂
エコのご意見番 木内 孝
美しい日本を残す為に 5
欧州CSR最前線 下田屋 毅
◆alterna S presents
オルタナティブな若者たち
宮崎発スムージー、新規就農呼ぶ
KIYOの哲学 実践編 南 清貴
忙しい現代人もコールスローで元気に
エコでヘルシーな食空間 岡村貴子
「すごい堆肥」がもたらす牛と人の幸せ
エシカル・ファッションの旗手たち 生駒芳子
障がい者も健常者も手作りを楽しむ
東京ポタリング 山本修二
ノスタルジックな風景を訪ねて、日暮里からぐるり散策
世界のエコホテル巡礼 せきねきょうこ
コーヒー農園と共に歩む自然派リゾート
もうひとつの話題作 古賀重樹
加害者の自慢話としての大虐殺
「アクト・オブ・キリング」
後書きの余韻
食でつながる安心感は無二のもの
『岡山移住組』
オルタナセレクト
グリーン経営者フォーラム
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