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鮮やかなカモメと葉っぱのプリントに、刺繍の葉脈が映えるコースター。岩手県大槌町の「大槌復興刺し子プロジェクト」の商品だ。東日本大震災後の2011年5月、有志5名が、大槌の女性の雇用を作るために立ち上げた。コースターに限らず、アパレルや文房具なども展開する。(オルタナ編集部=佐藤理来)
東北は、津軽の「こぎん刺し」、南部の「菱刺し」、庄内の「庄内刺し子」と三大刺し子の土地でもある。大槌刺し子は、これらの伝統柄に続く、現代刺し子としてのブランド化を目指している。プロボノなどの力を借りながら、「復興支援」ではなく「商品」として買ってもらえるよう、デザインの面でも工夫を凝らす。
一つひとつ手作業で施された刺繍は、現地の刺し子さんによる仕事だ。年配のおばあちゃんや、子育て中のお母さんがひと針ずつ刺していく。これまでに作られた枚数は6万枚を超える。