住友理工は1月15日、大学生・大学院生・留学生らを対象にした「住友理工学生小論文アワード――こんな会社で働きたい!」を発表した。小論文のテーマは「これからの男女共同参画」で、2月1日から募集を開始する。最優秀論文には賞金100万円が贈られる。(オルタナS副編集長=池田 真隆)
同アワードでは、「ダイバーシティ(多様性)」「ワークライフバランス」「インクルージョン(包摂)」などをキーワードに、若者に男女の視点を盛り合わせた「男女共同参画」を考えてもらうことを狙う。
住友理工は2014年10月に東海ゴム工業から社名変更した。これを機に、女性社員を含めた全社で、働きがい・働きやすさの面で本当の意味でのリーディングカンパニーを目指し、同アワードを立ち上げた。
同アワードの応募資格は、国内の大学生、大学院生、短大生、高等専門学校生(4・5年生)、留学生。個人または5人までの団体でも応募できる。文字数は、5000~10000字で、募集期間は2月1日から4月15日まで。
住友理工社員や有識者らによる選考を経て、各賞が決まる。最優秀論文には賞金100万円(1人)、次席は50万円(1人)、優秀賞は10万円(3人)が贈られる。
審査員は、大西祥世・立命館大学法学部教授、河口真理子・大和総研調査本部主席研究員、田村太郎・一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事、戸成司朗・住友理工CSR・社会貢献室長、森摂・オルタナ編集長の5人。
応募は、「住友理工学生小論文アワード」の公式サイトから。