環境NGOのグリーンピース・ジャパンはこのほど、都道府県が環境に配慮した農産物を認証したことを示す「エコラベル」の調査結果をウェブサイトで公開した。NGOによれば、農産物で「有機・農薬不使用」マークを採用しているのは13都県という。(オルタナ編集部)
減農薬などの方法で栽培された農産物について、国の「特別栽培農産物の表示ガイドライン」に準じたマークを表示するのは31都府県。特別栽培農産物で、ネオニコチノイド系農薬が使用できるかをたずねる質問では、「使えない」と答えた自治体はなかった。
一方、都道府県ではないものの、群馬県渋川市ではネオニコ系や有機リン系の農薬を使わない作物の認証マークを運用。また、農薬の空中散布を行わない、もしくは規制を設ける自治体は東京、大阪、神奈川、高知、岡山の5都府県であることがわかった。