環境NGOのグリーンピース・ジャパンは29日、児童に提供する給食で、無農薬食材をほぼ全て導入している私立幼稚園は全国で125カ所に上ると発表した。NGOが全国の私立幼稚園約8千件を対象に行ったアンケート調査で判明した。(オルタナ編集部)
アンケートの回答数は1037件で、「無農薬食材100%使用」の幼稚園が占める割合は12.1%。また、「将来的に無農薬食材を使用したい」と答えた私立幼稚園も739件(71.6%)に達し、無農薬食材への関心が高いことが明らかとなった。食材の放射能検査に取り組む幼稚園は353件(34.2%)だった。
調査は今年3月から4月にかけて、民間調査会社に委託して実施。調査結果に基づく私立幼稚園のリストは冊子「ハッピーランチガイド」に掲載されており、NGOのウェブサイトから入手できる。
◆ハッピーランチガイド全国版(グリーンピース・ジャパン)
http://www.greenpeace.org/japan/HappyLunch/