三陽商会が和綿を初めて製品化、柔らかなストールに

三陽商会

アパレル大手の三陽商会が、国内でいったん廃れた「和綿」を復活させるプロジェクトを展開している。2013年から栽培を始め、このほど3年間の収穫分30キロの和綿を使ったストールを製品化した。7月24日まで、同社の銀座ショールームで展示販売をしている。(オルタナ編集長・森 摂)

和綿は江戸・元禄期に本格的な栽培が始まり、作務衣、ふとん、半纏(はんてん)などに使われていた。だが、繊維が短くて太いため、日本の高温多湿に合うものの、シャツやシーツなどには適していないため、明治後期には米国などの綿に押されて廃れてしまった。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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