国内外のハラール認証機関で構成する「ハラールエキスポジャパン2016アドバイザリーボード」は年内に、国内の飲食店舗を対象とする統一基準「ムスリムフレンドリーレストラン認定」を決める。イスラム教の戒律に沿ったハラールでは使ってはいけない食材があるが、今まで明確な基準や仕組みが無いまま認証が行われていた。基準を統一することで、ムスリム客に対する食の安全基準を明確化し、インバウンド産業への貢献を目指す。
2015年度に日本を訪れた外国人観光客数は、前年度比45.6%増の2135万9000人 となり、初めて2000万人の大台を超えた(政府観光局の調べ)。東南アジア諸国連合(ASEAN)からのムスリム客も年々増加している。