特定非営利活動法人森のライフスタイル研究所は、都会で暮らす普通の人々が気軽に楽しめる森づくり活動を展開している。本来であれば昨年末に総括しておくべきだったが、正月休みを利用して2016年の森のライフスタイル研究所の森づくり活動を振り返った。

2016年は、一般募集の参加者による森づくりが15回予定されていたが、そのうち1回がキャンセルになり14回実施。企業による森づくり活動は20回だった。この他に有志メンバーによる森づくりを17回実施している。一般参加者の延べ人数は513人、企業参加者の延べ人数は939人だった。
また、企業向けの木づかい活動としてアフターファイブの時間を利用して会議室などで行うプログラムを56回開催している。このプログラムは、ワークショップ形式で間伐材を使った半完成品の積み木を紙やすりを使って完成品に仕上げたり、同じく間伐材を使った楽器(カリンバ)を作成したりしている。完成品は保育園などの児童施設に寄贈し、間伐材の利用促進と子どもたちの木育支援、企業内においては社員交流やチームビルディングなどに貢献できる。
企業のCSR担当者にお聞きすると、週末に実施する場合が多い森林整備など野外活動より、ウィークデイに社内で参加できるこうした活動の方が社員の参加率が高いという。ふだんは社会貢献活動や環境貢献活動に関心が薄い人たちにもこのプログラムをきっかけに興味をもってもらうことができるそうだ。企業向けの木づかい活動プログラムは、この他にも間伐材を使った箸づくりや知育パズルづくりのプログラムも用意している。
これらの活動以外に、八王子市で展開している保育園の園児向けの木育支援プロジェクトやツリークライミング体験会、母子家庭向けの野外活動プログラムなどすべてを合わせると年間141回もの活動を実施した。