[Sustainablebrands.comから転載] 国連のシンクタンクである持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)などは7月6日、世界各国のSDGs(持続可能な開発目標)に対する取り組みの進捗度を比較したランキングを発表し、日本は157カ国中11位に入った。上位には、スウェーデンやデンマークなど北欧諸国が名を連ねた。日本は、ジェンダー平等に関する目標5や持続可能な生産と消費に関する目標12などの取り組みで後れを取っている。(オルタナ編集部=小松 遥香)
今回の報告書は、各国がSDGsの達成に取り組むことで、国際社会でどのような責任を果たし、どのような影響を及ぼしているかを、SDGsの17目標に紐づく約100項目をもとに相対的に評価し、ランキングにしている。項目ごとに、目標達成に近づいている国とそうでない国が分かりやすく掲載されている分かりやすさが特徴的だ。
SDSNのディレクターを務めるジェフリー・サックス教授とベルテルスマン財団のアールト・デ・ゲウスCEOは、以下のように説明している。