先日、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンのサム・アネスリー新事務局長とお会いする機会がありました。
アネスリー事務局長は英国・北アイルランド出身の36歳。日本在住は15年以上になり、日本語も堪能です。皇学館大学で1年間、神道を学んだそうです。柔らかい物腰が印象的でした。
グリーンピース・ジャパンとは、オルタナ創刊2年目の2008年、当時の星川淳事務局長にインタビューをして以来の付き合いです。実は、星川さんにインタビューをする前から見出しを決めていました。「グリーンピースはなぜ嫌われるのか」です。
「そんな取材は断れられるかな」と思っていたら、星川さんには逆に「面白い」と快諾頂き、なかなか興味深いロング・インタビューになりました。
グリーンピースは以前から、企業に対する過激なキャンペーンで知られていました。特に「反捕鯨団体」として、日本で嫌われていました。よく「シーシェパード」と混同されますが、シーシェパードの創設者はグリーンピース出身で、「グリーンピースの活動はおとなし過ぎる」と脱退して作った経緯があります。