ハートウェアSDGsの千葉商科大学

大学でのSDGsも加速しています。大学は学びの場であり、SDGs目標4の「質の高い教育」の最も重要な担い手です。千葉商科大学ではRE100大学を達成し、教育と発信に力を注いでいます。特に「ハートウエア」という考えは、世界のモデルになる取り組みです。(伊藤園 顧問=笹谷 秀光)

千葉商科大学で講義する筆者

■RE100大学

RE100とは、もともとは事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げるイニシアチブで、「Renewable Energy 100%」の頭文字をとっています。企業が参加するイニシアティブで2014年に発足しました。

記者会見の様子

千葉商科大学は企業ではありませんので、「RE100大学」を達成です。同本学は、近くの野田市にメガソーラー野田発電所を持っています。そして、「本学所有のメガソーラー野田発電所等の発電量と千葉商科大学の消費電力量を同量にする」ことを2018年度目標にしていました。これを達成しました。(※2018年度の目標としていた1年間の電力での自然エネルギー率が101.0%、自然エネルギー率とは創出エネルギー量を消費エネルギー量で割った値(小数点第二位以下を切り捨て) https://www.cuc.ac.jp/news/2018_2/mstsps0000018ldg.html

メガソーラー野田発電所)
写真は千葉商科大学ホームページから
  

■学長プロジェクト

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笹谷 秀光(経営コンサルタント)

東京大学法学部卒。1977年農林省入省。2005年環境省大臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。同年~2019年4月伊藤園で、取締役、常務執行役員等を歴任。2020年4月~24年3月千葉商科大学教授。博士(政策研究)。現在、千葉商科大学客員教授。著書『Q&A SDGs経営増補改訂最新版』(日本経済新聞出版社・2019年・2022年改訂)、『競争優位を実現するSDGs経営』(中央経済社・2023年)。 笹谷秀光公式サイトー発信型三方よし 執筆記事一覧

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キーワード: #SDGs

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