トヨタ自動車は6月1日、「サステナビリティ推進室」を新設し、SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・ガバナンス)に本格的に取り組む体制を構築する。トヨタがサステナビリティ経営に大きく舵を切ったことで、デンソーなどグループ企業や他の自動車メーカーにも影響を与えそうだ。(オルタナ編集部・堀理雄)
これまで同社は、ガバナンスやCSRレポーティングは経営支援室が、環境対策は環境部が、社会貢献は社会貢献推進部がそれぞれ担当しており、部署間の連携も十分ではなかった。
今後は、CFO(チーフ・ファイナンシャル・オフィサー)やCRO(チーフ・リスク・オフィサー)を務める小林耕士副社長がサステナビリティ推進を担当し、全社的にSDGsやESGに取り組む。
室長には、2015年10月に発表した温室効果ガス削減目標「環境チャレンジ2050」の策定で主導的な役割を果たした根本恵司・サステナビリティ監査室主査が着任する。
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