IKEUCHI ORGANIC(愛媛県今治市、阿部哲也社長)は4月20日、高品質のオーガニック生地を使用したマスクを発売した。オーガニックコットンであるため、安心して使うことができ、洗濯して再利用できる。(オルタナ編集部)
同社の主力商品であるタオルと同様に、世界トップレベルの安全を証明する「エコテックススタンダード100」のクラス1を取得した生地を使用した。縫い目のないシームレスな立体構造やオーガニックコットンの二重編みにより、自然な装着感である。また、ポケットがついているため、市販のインナーやフィルターと一緒に使うことができる。
オーガニック素材のマスクは、2サイズ(男性、女性用)展開で、素材はオーガニックコットン80%、ナイロン17%、ポリウレタン3%。価格は1800円(税抜)だ。
IKEUCHI ORGANICは1953年創業で、サステナビリティ経営として知られた存在だ。「最大限の安全と最小限の環境負荷」を理念に、2013年から自社製品のタオルを100%オーガニックコットンに切り替え、全製品で、乳幼児が口に含んでも安全な認証「「エコテックススタンダード100」のクラス1」を取得している。同年、工場・直営店の消費電力を100%風力発電に切り替えた。
同社の池内計司代表は「新製品がお客様の熱い要望に応え、職人と日夜、考えた末に完成した。口に当てる以上、食布レベルの商品提案をした」とのコメントを発表した。第二弾は、マスクとセットで使用できる銅繊維入りのインナーマスクを、第三弾はマスクにもハンカチにもなる、銅繊維入りのマスクを発売する予定という。