シン・エナジー(兵庫県・中央区、代表取締役社長:乾 正博)は6月から、新しい電気料金プラン「昼生活フィットプラン」を開始する。期間を限定せずに、平日昼間の電気料金が最も安くなるプランを提供するのは、業界初の取り組みだ。同社は、昨今の新型コロナウイルス感染拡大によるライフスタイルの変化から、平日昼間の電気利用のニーズは一過性のものではなく、今後ますます伸びるものと予測している。(オルタナ編集部=多田野 豪)
同プランは、平日昼間時間帯(9時~18時)の電気利用単価が安くなるため、新型コロナウイルス感染症対策で日中の在宅時間や人数が増加した世帯、家族構成の変化で日中の在宅率が上がった世帯にお得なプランだ。
関西エリアの昼型家庭のモデルケース(月間使用量600kWh)では、旧一般電気事業者と比べて年間で45,060円(23.6%)安い。
同社の平野 俊己広報担当は、本プラン導入に至った経緯について「設備さえあれば経費のかからない太陽光は、償却さえ済めば安く発電できる電源であるにも関わらず、場合によって出力が抑制されている。この仕組みは再生可能エネルギー拡大の流れに逆行しているので、今回の新プランの導入によって昼間への電気使用シフトを起こし、将来的に太陽光をはじめとする再生可能エネルギーの比率を高めたいと思っている」と話した。
新プランの申込み受付は、5月27日から開始している。詳しくはこちら