玄米毒? 水に一昼夜浸せば無害に

芽を出したイネの種子(もみ)

玄米には、発芽や細胞分裂を抑える物質が含まれる。この物質が体調不良を招く場合があり、一部では「玄米毒」とも呼ばれる。その害を防ぐには、十分に水に浸せばよいという。玄米や雑穀の普及を図るNPO法人グレインズ・イニシアティブの山本朝子代表は「健康のための玄米食で、かえって調子が悪くなる人がいる。しかし、米の選び方や浸水に気を付けるだけで改善できる可能性がある」と言う。

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瀬戸内 千代

オルタナ編集委員、海洋ジャーナリスト。雑誌オルタナ連載「漁業トピックス」を担当。学生時代に海洋動物生態学を専攻し、出版社勤務を経て2007年からフリーランスの編集ライターとして独立。編集協力に東京都市大学環境学部編『BLUE EARTH COLLEGE-ようこそ、地球経済大学へ。』、化学同人社『「森の演出家」がつなぐ森と人』など。

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