パソナグループは4月1日から日本漫画家協会などと共同で、東日本大震災の復興をめぐる募金活動を開始した。東京・大手町の1階などに、マンガ家集団ジャパンチが描く「平成壁新聞・漫報」を展示。また「あしたのジョー」などの作品で知られ、日本漫画協会の会長でもあるちばてつやさんも作品を描いた。
1日にはちばさんとジャパンチのメンバーが似顔絵を描き、その代わりに募金を受け取った。ちばさんは漫画家のできることは「絵を描き人々を元気にすることだ。少しでも元気づけたい」と話した。「壁新聞」は、作家の石川好さんが編集長になり、東京だけではなく、被災地への展示も行う予定だ。「笑いと風刺で世の中を元気にしたい」という。
パソナグループはチャリティコンサート、被災地域からの求職者の雇用支援などの取り組みを行っている。同グループの南部靖之代表は「当社の仕事は雇用の創出。被災地の雇用の確保を進める」と意欲を述べた。(オルタナ編集部=石井孝明)2011年4月1日