4月1日~15日の間、西麻布では19の飲食店が共同で、被災地の経済活動を支援するプロジェクト「C-EN」(シーエン)を行った。プロジェクトに参加する店舗は、被災地となった東北地方の地酒や特産品などを各自で仕入れ、「C-EN」メニューとして提供。
客が参加店をまわり、「C-EN」メニューを注文すると、スタンプラリー形式で、ドリンクや食事などの特典が得られる。また、海産物については調達・消費が困難であるため、漁業連への寄付を募る募金箱を各店に設置した。
プロジェクトの事務局をつとめる油井孝太さんは「『食』を通した経済支援というコンセプトを軸に、今後も5年~10年というスパンで被災地と西麻布が共存共栄できる取り組みを行っていきたい。この輪(えん)が縁(えん)となり、 円(えん)を生み、援(えん)助につながれば」と話す。
第2回目は5月半ばから2週間、開催される予定。今後は、被災地からの調達ルートの拡大や、店舗内で農産物などを販売する直売会なども検討しているという。(枝松 麗)
西麻布 太陽会「C-EN」 http://taiyohsai.com/C-EN/