菅首相、再生エネルギー法案成立へ意欲

小林武史さんら著名人が、菅首相に法案成立の要望書を手渡した(15日、衆院第一議員会館)

菅首相が15日開催のエネルギーシフト勉強会に緊急参加し、再生可能エネルギー促進法の成立に積極的な姿勢を示した。有志議員による法案の早期成立を求める提言には、衆参合わせ超党派議員206名が賛同。菅総理に要望書が提出された。

菅首相は挨拶で、今国会中での法案成立に向け強い意欲を見せたあと、「国のエネルギー政策は国民が選択するもの。政治家や専門家がやるべきことは5年後、10年後にその選択肢を増やすことが役目」と法案の成立による自然エネルギーの普及促進をしていきたいと意気込みを話すと、会場内からは大きな拍手が沸き起こった。

また、同勉強会内で講演したソフトバンク孫正義社長は「菅総理は土俵際でものすごく粘っている。この粘りでこの法案だけは絶対に通してほしい」と菅首相を激励し、両者は握手を交わした。(オルタナS 高橋遼)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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