九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)2・3号機の運転再開に向けた国の住民説明会をめぐって「やらせメール」が発覚した問題で、同社の真部利応社長が謝罪に追い込まれた6日深夜、古川康・佐賀県知事のツイッターアカウント(@furukawayasushi)が削除された。
この問題ではツイッター上で「東電原発事故後も電力会社は懲りていない」「犯罪的だ」などと批判が噴出している。
古川知事のアカウントが削除されたとみられるのは、国際環境NGOグリーンピースの佐藤潤一・日本事務局長がツイッター上で「県知事にこのようなやらせで玄海原発再開するのか(県庁のメールフォームやツイッターで)聞いてみましょう」と呼びかけた直後。ネット上での批判をかわす狙いがあった可能性もあるが、真相は不明だ。(オルタナ編集部=斉藤円華)2011年7月7日