被災地のために新しいことを始めたいが資金が足りない、という人は多い。ソーシャル資金調達サイト「元気玉プロジェクト」では、被災地の支援や復興を志す人々が、活動費用を提供する支援者を募っている。
ソーシャル資金調達の中でも、500円程度の少額から参加でき、なおかつ特典が得られるものは「購入型」と呼ばれる。国内には、オーマ社のクラウドファンディングサービス「レディーフォー」や、ハイパーインターネッツ社のマイクロ・パトロン・プラットフォーム「キャンプファイヤー」がある。
前者は2011年3月、後者は6月にサービスを始めた。「元気玉プロジェクト」は、後者のサービスを利用して、俳優の伊勢谷友介氏が代表を務めるリバース・プロジェクトが6月22日に始めたもの。
寄付とは異なり、期限までに目標額が集まらなければ不成立となる。目標額が達成できた場合のみ、立案者には支援金が、支援者(パトロン)には特典が渡される。特典は支援額ごとに事前に提示されていて、その内容は物から体験まで多彩だ。
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