首都圏医師半数、家族の被ばくに不安

【グラフ】首都圏の半数以上の医師が「家族の被ばくに不安」(キューライフ報告書より引用)

病院検索サイトなどを運営するキューライフ(世田谷区)は27日、関東1都6県の医師を対象に実施した、地域の放射能の健康への影響に関する調査の結果を発表した。それによると、自身の家族に被ばくによる健康被害が及ぶことへの不安を感じている医師が、半数以上の56%に達していることがわかった。

また、医師の地元で、幼児の親が日々放射線量を測ってから外で遊ばせることについては44%が適切と答えた。その一方で、日常生活の中で地域の放射能に神経質になり過ぎている人が多いと感じる医師は53%を数えた。行政や電力会社等の情報開示は信頼できるかという質問に対しては、7割以上が信頼できないと答えた。

調査は12日から19日までインターネット経由で行われ、342人から回答を得た。(オルタナ編集部=斉藤円華)2011年7月27日

キューライフ アンケート調査結果

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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