全国各地で脱原発を訴えるデモが行われた19日午後、東京都小金井市でも市民主催の脱原発パレードが開かれ、主催者発表で200人が参加した。
市内で小さい子供を育てる母親らが中心となって呼びかける「さよなら原発!小金井パレード」は6月12日に初めて開催され、今回で2度目。パレードに先立つ集会で、小金井市の佐藤和雄市長は「子供の命を守りたいというパレードの趣旨に共感した。福島で今、起きていることを遠くではなく、身近に感じていたい」と語った。
集まった市民はJR武蔵小金井駅周辺を約1時間かけて行進。11日に新宿で開かれた「原発やめろデモ」にも参加したという劇団員の女性は「自分の身の丈に合ったデモ。地元の人々のエネルギーが感じられた。次回も参加したい」と話した。(オルタナ編集部=斉藤円華)2011年9月19日