今月の表紙
俳優 エマ・ワトソン(1990年―)映画「ハリー・ポッター」のハーマイオニー役で知られる。
2010年にフェアトレード(公正貿易)の専門ブランド「ピープル・ツリー」とコラボ企画を立ち上げた。
「もしあなたが問題意識を持ち、そして途上国の人の暮らしを変えたいと思うなら、機会がある時はいつも、フェアトレードの製品を選んで欲しい」と訴えている。
(写真:Startraks/アフロ)
◆ オルタナパーソン
コモンズ投信 会長 渋沢 健
高祖父の「論語と算盤」、現代なら「持続可能性」
「日本資本主義の父」と呼ばれた渋沢栄一の玄孫(やしゃご)である渋沢 健氏。米証券大手やヘッジファンドに勤めた後、3年前に独自の長期投資基準を持つ投資信託会社を設立した。高祖父の「論語と算盤」を「サステナビリティ」に置き換え、オルタナティブな資本主義の価値観を探る。
◆ 第一特集 善意の循環へ戦略で競おう
日本の寄付文化は遅れている─。そう言われて久しかったが、東日本大震災では多くの浄財が世の中にあふれ出た。これを一時のブームに終わらせず、「善意」をお金として循環させるためには、寄付する側も、集める側も新たな戦略が必要だ。
オルタナが選んだ戦略的寄付活動14選
改正NPO法で日本の寄付とNPOは変わるか
赤十字への安易な寄付でいいのか
やっぱり米国で寄付が盛んなワケ
個人の寄付は企業の8倍――など
columns
◆オルタナティブ人間論 田坂広志
人類の知に求められる「7つの成熟」
◆エゴからエコへ 田口ランディ
「復興」は好きじゃない
◆マエキタ流 マエキタミヤコ
賢愚を見分ける、脱コンフォーミスト宣言
agriculture
◆日本農業「 常識」と「非常識」の間 徳江倫明
「自給率」ではなく「自給力」を問おう
forestry
◆「森を守れ」が森を殺す 田中淳夫
林業の機械化もマンパワーから
fishery
◆「持続的な漁業」なら勝てる! 勝川俊雄
獲ってなんぼから「売ってなんぼ」の漁業へ
isights
◆ Hungry for Mission 今 一生
廃材をデザイン力で商品に
NEWSED PROJECT
◆U-40が日本の政治を変える BNJ
旗頭で潮流を作る
◆エコスゴいトレンド情報 greenz.jp
震災を記憶にとどめる映画
地球環境を映像で読む Green TV Japan
草木の恵みへの感謝の証
◆オルタナティブな空間 馬場正尊
記憶をめぐる小旅行
◆ RtR JAPAN 運営日記 松丸佳穂
生きる力を授ける教育
◆エコのご意見番 木内 孝
きれいにしよう、日本 ②
◆思考するCSR 藤井敏彦
「失敗の失敗」とはこれ如何に
◆欧州CSR最前線 下田屋 毅
欧州委員会が新CSR戦略
alternative lifestyle
◆ KIYOの哲学 実践編 南 清貴
野菜と肉の栄養を丸ごといただき温まろう
◆ エコでヘルシーな食空間 岡村貴子
「日本人らしさ」を感じるフランス料理
◆ エシカル・ファッションの旗手たち 生駒芳子
アフリカの未来を支える、エシカル・スピリットの美しい服
◆ 東京ポタリング 山本修二
商店街を巡る中野の美味しい散策路
◆ 世界のエコホテル巡礼 せきねきょうこ
大自然と野生動物の生態系に触れる旅
◆ もうひとつの話題作 古賀重樹
震災後、灯りの消えた東京の姿
◆後書きの余韻
開発(かいはつ)から開発(かいほつ)へ
◆オルタナセレクト
冬の節電も何のその! 快適エコアイテム