昨年4月に大規模な脱原発デモが行われた杉並区内で、19日(日)にも再びデモ行進が予定されている。東高円寺付近から阿佐ヶ谷までを練り歩くもので、政党や団体などを一切問わず「有象無象」の参加で実現するのが特徴だ。
「2.19脱原発杉並デモ」と名付けられた今回の行動では、多様な参加を実現するために「みんなで原発をゼロにしよう」と大まかな枠組みだけを決めているのが特徴。何を主張するかは参加者の意志に任されており、デモの副題も設けない。
賛同人には昨年4月10日に高円寺で「原発やめろデモ」を行った「素人の乱」の松本哉氏のほか、セゾン文化財団理事長の辻井喬氏、保守派論客として知られる評論家の西尾幹二氏など、多彩な顔ぶれが名を連ねる。13時に蚕糸の森公園で集会開始、13時半にデモ出発。準備会合が10日(金)夜に阿佐ヶ谷産業商工会館で行われる。(オルタナ編集部=斉藤円華)2012年2月9日