第一生命保険は今年で25回目となるサラリーマン川柳の候補作100首を発表した。今年は2万7184句が応募。
スマートフォン、アイドルグループAKB48などの取り組みに加え、東日本大震災を取り上げたものも多かった。一般投票は今年3月15日まで同社のウェブサイトで実施し、ベスト10は4月下旬に発表される。
「オレの指 スマホも部下も 動かせず」(投稿者・不器用ですけん)「スマートフォン 妻と同じで操れず」(妻ーとフォン)など、アップル社など発売のスマーフォンがヒットした世相を織り込んだ川柳が登場。「「内定です」返った言葉が「マジッスカ!」」(絵文字)など、就職する若者とのギャップを笑う投稿もあった。社会現象では「AKB に負けるなパパも 48」(蚊注射)など、ブームのアイドルグループにからめたものも登場した。
しかし、3月の東日本大震災を絡んだまじめな投稿も多く「復興を 祈る気持ちで 電気消す」(ハナちゃん)「がんばろう 日本とあんた 妻が言う」(しがないサラリーマン)という投稿も登場した。(オルタナ編集部=石井孝明)