米国の環境配慮型ブランドが続々と日本に上陸――アイスクリームや日用雑貨

「ベン&ジェリーズ」表参道ヒルズ店の外観イメージ

米国の環境配慮型ブランドが続々と日本に上陸している。自然志向のアイスクリームブランド「ベン&ジェリーズ」は4月14日、東京・表参道に1号店を開く。ドン・キホーテは昨年9月、環境負荷が低い日用雑貨ブランド「セブンスジェネレーション」の発売を始めた。

植物由来の洗剤ブランド「ベビガニックス」(ニューヨーク州)も昨年、日本に進出した。いずれも米国では先進的な「グリーンブランド」として有名な存在だ。

ユニリーバ・ジャパン(東京・目黒、上垣内猛社長)は4月14日、米国の自然派アイスクリーム「ベン&ジェリーズ」(バーモント州)の日本1号店を表参道ヒルズ(東京・港)に開く。

16アイテムのうち12種は米国バーモント州の工場から輸入し、4アイテムは日本独自のフレーバーとして国内生産する。

同社の米国生産分については有機栽培で生産された原料を利用し、地球環境への影響を最小限に抑えるために、持続可能で安全な製造方法を取り入れてきた。2002年に始まった5カ年目標に沿い、06年には二酸化炭素の排出量を32%削減した。

07年からは、アイスクリームの材料に使われている鶏卵の仕入先を、鳥かごを使わない「ケージフリー」の養鶏場に移行する取り組みを始めた。

米国で294店舗(2012年1月時点)を展開、カップを主体とした形状で販売されている高価格帯のプレミアムアイスクリーム市場ではトップの売り上げを誇る。世界でも27カ国で販売している。2017年までに30~50店舗の出店を目指す。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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