関西電力大飯原発の再稼働を決定した野田佳彦首相のお膝下・千葉県船橋市内で24日午後、再稼働の撤回を求めるデモが行われる。
「再稼働はダメなノダ!」と題する今回のデモは、東京都杉並区内の住民らでつくる「脱原発杉並」などが主催。同グループはこれまで杉並で「祝!原発ゼロパレード」や「脱原発杉並集会」などを実施しているが、今回は「国民の半数以上が再稼働に反対しているにもかかわらず、野田首相はずさんな手続きで再稼働に踏み切った」などとして、再稼働の撤回を訴える。
また、脱原発杉並の賛同人の一人で、12日に死去したジャーナリストの日隅一雄氏はツイッターで最後に「野田の地元で落選運動を、誰か展開してほしい」と書き込んでおり、今回のデモは日隅氏の遺志を引き継ぐ意味合いもあるという。デモは当日午後2時に西船橋駅北口付近に集合し、市内を2時間ほど練り歩く予定。(オルタナ編集部=斉藤円華)2012年6月22日