これまでは、配送需要の多い東名阪を中心に展開してきた「ほぼ人力」による宅配便サービス「エコ配」が創業6年で全国展開する。
同サービスは主に自転車を用い、取り扱い荷物は3辺の合計が800mm以内のものに限定。これによりコストを抑制している。
自転車でまかないきれない場所への配送や、東名阪間の移動にはバイクや車を使用しているが、それに伴うCO2排出に対しては、インドのタミル・ナードゥ州で実施されている「468MW 風力発電プロジェクト」でクレジットを引当し相殺。これにより、荷物1個あたり321グラム、年間で2700トンのCO2を削減することに成功している。
今後は、電動バイクやバイオディーゼル車の導入などにより、カーボンニュートラル商品を提供する予定だ。半年後には、日当りの取扱個数を30000個増やすことを目指す。(オルタナ編集部=赤坂祥彦)
※当初、タミル・ナードゥ州が「タミルダヌゥ」州と表記されていました。お詫びいたします。