脱原発と野田佳彦首相の退陣を求める「原発やめろ野田やめろデモ!!!!!」が1日午後、新宿駅周辺で行われ、主催者発表で8千人が参加した。
デモに先立つ集会で、緑の党結成準備委員会の須黒奈緒杉並区議は「野田首相の暴走は許せない。ドイツでメルケル首相が脱原発に転じたのは市民の力が大きい。国や行政が市民をサポートするという『補完性の原理』が日本では全く機能していないので、これを市民が取り戻す必要がある」と指摘。「素人の乱」の松本哉氏は「民衆の力で野田首相を引きずり降ろそう」と訴えた。
デモ終了後は新宿アルタ前に「原発やめろ野田やめろ広場」が出現。府中市在住の派遣社員の女性は「1基動かしたら後はなしくずしに動く。エネルギー源は他にもあり、(電力不足が)原発を動かしてよい理由にはならない」と話した。(オルタナ編集部=斉藤円華)2012年7月2日