オルタナ「CSR部員塾」は2011年2月にスタートしました。ISO26000やCSRの社内浸透、気候変動や人権など、CSRのホットな話題を中心に講義を続け、これまで企業約50社約80人のCSR担当者の方に御参加頂きました。
第4期は2012年9月18日にスタートします。今期から、新日本有限責任監査法人様と共同主催となります。講義内容は第3期とほぼ同じですが、大久保和孝・新日本有限責任監査法人CSR推進部長の「戦略経営としてのCSR」、足立直樹・株式会社レスポンスアビリティ代表取締役の「CSR基礎講座・生物多様性」など、4つの新しい講義が始まります。
今後とも、CSR部員の皆さまの知識・知見を磨く場として、CSR部員同士のネットワークを広げる場所として、CSR部員塾をご活用下さい。
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オルタナ×新日本有限責任監査法人「CSR部員塾」第4期の概要
とき: 2012年9月18日(火)、10月17日(水)、11月15日(木)、12月20日(木)、1月15日(火) =全5日、合計20コマ(1コマ90分)
ところ: ※9月18日の会場:日本財団ビル・2階・大会議室(東京都港区赤坂1-2-2) http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
※10月17日以降の会場:新日本有限責任監査法人・霞が関ビルディング33階・セミナールームC(東京都千代田区霞が関3-2-5)http://www.kasumigaseki36.com/access/
参加料金: 1コマ(90分) 8,400円(税込み) 全20コマ事前申し込み割引: 134,400円(20%引き) ※1コマからお申し込み頂けます。
定員: 50人(満員になり次第、締め切らせて頂きます) ※今回は早期の満員が予想されます。早めのお申し込みをお勧め致します。
申し込み方法: こちらのフォームからお申し込み下さい。
問い合わせ先: 株式会社オルタナ 担当:杉山、赤坂、佐藤
電話:03-6407-0266 電子メール: csr@alterna.co.jp
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「CSR部員塾」はこんな方を歓迎します 来年度の環境・CSR方針で悩んでおられる方/他企業の「ベスト・プラクティス」を知りたい方/ISO26000で何をして良いか分からない方/自社のCSR活動を社内外に浸透させたい方/他企業の環境・CSR部員と情報交換されたい方
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◆「CSR部員塾」これまでのご参加企業(一部、敬称略、順不同) トヨタ自動車株式会社、三井物産株式会社、キャノンITソリューションズ株式会社、味の素株式会社、株式会社テレビ東京、凸版印刷株式会社、キャノンマーケティングジャパン株式会社、大和ハウス工業株式会社、戸田建設株式会社、株式会社WOWOW、アビームコンサルティング株式会社、カゴメ株式会社、株式会社竹中工務店、アクセンチュア株式会社、株式会社TBSテレビ、株式会社ベネッセコーポレーション、株式会社リクルート、キリンビール株式会社、株式会社野村総合研究所、中越パルプ工業株式会社、ソニー株式会社、コクヨ株式会社、住友金属鉱山株式会社、株式会社ベネッセホールディングス、スターバックスコーヒージャパン株式会社、パナソニック株式会社、株式会社三菱総合研究所、株式会社オリエンタルランド、伊藤忠商事株式会社、株式会社大和証券グループ、コンビ株式会社、株式会社ニコン、ソニー株式会社、ハーゲンダッツジャパン株式会社、東京ガス株式会社、全日本空輸株式会社、日産自動車株式会社ほか
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第4期CSR部員塾スケジュール
◆2012年9月18日(火)10:30~12:00
講座名: CSR戦略(広報戦略) 講師:森 摂(オルタナ編集長) 東京外国語大学スペイン語学科を卒業後、日本経済新聞社入社。 流通経済部などを経て 1998年-2001年ロサンゼルス支局長。2006年9月、株式会社オルタナを設立、編集長に就任、現在に至る。講義内容: なぜCSRは広報が大事なのか、その理由と背景は何か。そして最新事例や失敗事例は何かを伝えます。
◆9月18日(火)13:00~14:30
講座名: CSR基礎講座(自然エネルギー) 講師:松原 弘直(環境エネルギー政策研究所理事) 東京工業大学においてエネルギー変換工学を研究し、学位取得後、製鉄会社研究員、ITコンサルタントなどを経て、持続可能なエネルギー社会の実現に向けて取組む研究者として現在に至る。日本初の「自然エネルギー白書」の編纂をおこなう。講義内容:企業は、エネルギーシフトについてどう考えればよいか。自然エネルギーの可能性と利用法は何かを考えます。
◆9月18日(火)15:00~16:30
講座名: CSR基礎講座(ISO26000) 講師:友田 景(ビズデザイン株式会社取締役) 2001年大阪府柏原氏市議会議員選挙において、最年少・最高得票にて当選。2007年山田ビジネスコンサルティング㈱に入社。2009年ビズデザイン㈱取締役就任。地域活性化、CSRコンサルティング、NPO支援に従事する。講義内容: 日本企業はISO26000をどうやって導入していけばよいのか。何が求められ、CSR部はどう動けば良いかを考えます。
◆9月18日(火)17:00~18:30
講座名: CSR基礎講座(CSRお悩み相談室) 講師:冨田 秀実(ソニー株式会社 CSR部統括部長) 1988年ソニー株式会社入社。中央研究所研究員として勤務し、1993年にプリンストン大学工学部化学工学科修士終了。2000年ソニー株式会社環境部環境戦略室室長を経て、2003年より現職。2005年に発足したISOのSR(社会的責任)に関するワーキンググループで、コミュニケーションを担当するタスクグループの座長を務めた。講義内容: CSRの社内浸透、NPOとの付き合い方など、CSR部が必ず当たる壁を越えるノウハウを伝えます。
◆10月17日(水)10:30~12:00
講座名: CSR基礎講座(障がい者雇用) 講師:渡邉幸義(株式会社アイエスエフネット 代表取締役) 1986年武蔵工業大学機械工業科卒業後、日本ディジタルイクイップメント(現・日本HP)入社。2000年1月にITネットワークエンジニアの育成、グローバルITサービスカンパニーである(株)アイエスエフネットを創業し、代表取締役に就任。雇用の創造を会社の大義に掲げ、障がい者をはじめとする就労困難者の雇用に積極的に取り組む。講義内容: 企業は、どうやって障がい者雇用を拡大すれば良いのか。そのノウハウと気をつけるべき点は何かをお教えします。
◆10月17日(水)13:00~14:30
講座名: CSR基礎講座(NPOとの協働①) 講師:徳江 倫明(エフティピーエス株式会社代表取締役) IFOAMジャパン副理事長、オーガニックマーケティング協議会代表。1978年有機農産物専門流通団体の「大地を守る会」の創設メンバーとして共同購入システムの開発、卸物流の開発を手がける。88年有機農産物宅配システムの「らでぃっしゅぼーや」を企画し、生産者、加工メーカー、消費者との全国的なネットワークを構築。講義内容: 企業との協働において、日本のNPOは何を求めているか。企業はどうすればうまく付き合えるかを学びます。
◆10月17日(水)15:00~16:30
講座名:CSR基礎講座(企業と寄付) 講師:高橋 陽子(日本フィランソロピー協会理事長) 高校教師、スクールカウンセラーを経て、91年から同協会に。主に企業の社会貢献を中心としたCSRの推進に従事。著書に「フィランソロピー入門」「社会貢献へようこそ」など。講義内容: 企業はどんな姿勢で寄付に臨むべきか。あるいは、集めた寄付をどう使うべきかなどをともに考えます。
◆10月17日(水)17:00~18:30
講座名: CSR戦略(戦略経営としてのCSR) 講師:大久保 和孝(新日本有限責任監査法人CSR推進部長) 同社シニアパートナー(公認会計士)。新日本サスティナビリティ株式会社常務取締役。慶應義塾大学法学部卒業。慶應義塾大学福澤文明塾プログラムアドバイザー、慶應義塾大学G-sec復興リーダー会議メンバー。大阪府特別参与ほか。講義内容: 戦略的経営としてのCSR~イノベーションと人材育成の観点からをお伝えします。
◆11月15日(木)13:00~14:30
講座名: CSR基礎講座(ESG情報開示) 講師:小澤 ひろこ(新日本有限責任監査法人統合報告推進室シニアマネージャー) 監査法人系コンサルティングファームで、企業買収および事業再編のコンサルティング業務の経験を経て、現監査法人に入所。現在は、主に非財務情報のコンサルティング業務に従事しつつ統合報告の国際的フレームワークの策定に向けて活動している国際統合報告評議会IIRCのリレーションマネージャーを務める。講義内容: ESG情報を中心とした非財務情報開示の潮流と日本の動向をお教えします。
◆11月15日(木)15:00~16:30
講座名: CSR基礎講座(気候変動) 講師:小林 光(慶応大学教授) 環境庁(当時)入庁し、COP3の日本への誘致、同条約の京都議定書の国際交渉、日本初の地球温暖化防止法制(地球温暖化対策推進法)の国会提出などを担当。環境管理局長、地球環境局長などを経て、2006年環境省大臣官房長。2009―2011年環境省事務次官。講義内容: 内外の気候変動対策はどう進んでいるか。気候変動問題にどう取り組むかを考えます。
◆11月15日(木)17:00~18:30
講座名: CSR基礎講座(NPOとの協働②) 講師:鈴木 均(株式会社国際社会経済研究所代表取締役社長) NEC CSR・環境推進本部主席主幹。NEC(日本電気(株))に入社後、海外営業・事業を経て、1998年からNEC本社社会貢献推進室長としてNECグループの企業市民活動の推進を担当。2004年から社会的責任(CSR)への取り組みも担当。CS推進部長、CSR推進部長(兼社会貢献室長兼CS推進室長)を経て2012年6月、(株)国際社会経済研究所の代表取締役社長に就任。講義内容: 企業がNPOとどう協働すれば良いか、注意点は何か。NECの先進事例やノウハウは何かを伝えます。
◆11月15日(木)19:00~20:30
講座名: CSR基礎講座(海外動向) 講師:藤井 敏彦(埼玉大学大学院経済科学研究科客員教授) 経済産業研究所コンサルティングフェロー。2000年から2004年まで在欧日系ビジネス協議会(於ブラッセル)事務局長として対EUロビイストとして活動。「競争戦略としてのグローバルルール」(東洋経済)「ヨーロッパのCSRと日本のCSR」、「アジアのCSRと日本のCSR」、「グローバルCSR調達」(いずれも日科技連出版)などの著作がある。講義内容: 続々と生まれるCSRの国際ルール。その最新動向と日本企業の留意点は何かを伝えます。
◆12月20日(木)10:30~12:00
講座名:CSR戦略(社内浸透) 講師:河口真理子(株式会社大和総研調査本部主席研究員) 大和証券、大和総研企業調査、経営戦略研究部長/主席研究員などを経て、2010年4月に大和証券グループ本社へ転籍。担当分野は環境経営・CSR・社会的責任投資。社会的責任投資フォーラム代表理事・事務局長、など。講義内容: 企業のCSR部はCSR戦略をどのように社内に浸透させ、社内を巻き込むことができるかを考えます。
◆12月20日(木)13:00~14:30
講座名: CSR基礎講座(人権) 講師:黒田 かをり(CSOネットワーク共同事業責任者) コロンビア大学ビジネススクール日本経済経営研究所、米国民間非営利組織アジア財団の勤務を経て、2004年より現職。ISO26000策定の日本のNGOエキスパートを務める。共著に「社会的責任の時代―企業・市民社会・国連のシナジー」。講義内容: ISO26000の中核課題である人権問題に、日本企業はどう取り組むべきか。その課題と注意点は何かを考えます。
◆12月20日(木)15:00~16:30
講座名: CSR基礎講座(貧困・途上国) 講師:中尾 洋三(味の素株式会社CSR部専任部長) 事業部門でマーケティングを担当した後、2003年本社経営企画部にて長期経営計画の策定とCSRの導入を担当。2005年に専任組織であるCSR部を立ち上げ、全社CSRのマネジメントとコミュニケーションを担当、2009年よりガーナ栄養改善プロジェクトにも参画。講義内容: 貧困など世界の途上国の問題に日本企業はどう取り組むべきか。どんな支援が求められているのかを伝えます。
◆12月20日(木)17:00~18:30
講座名:CSR戦略(本業との統合) 講師:関 正雄(株式会社損保ジャパンCSR統括部長) 1976年安田火災海上保険(現・損保ジャパン)入社。システム企画部、社長室などを経て2003年CSR・環境推進室長。2009年10月から現職。「環境と金融に関する専門部会」委員(環境省)、ISO26000(社会的責任)規格づくりの日本産業界代表エキスパート、日本経団連CBCC(企業市民協議会)企画部会長など。講義内容: 企業はCSR活動を、どうやって本業と統合していけばよいのか。社内をどう動かせば良いかを学びます。
◆2013年1月15日(火)10:30~12:00
講座名: CSR基礎講座(ダイバーシティ) 講師:田村 太郎(ダイバーシティ研究所代表理事) 1997年4月から2004年3月まで(特活)多文化共生センター代表、IIHOE研究主幹として、NPOのマネジメントサポートや自治体との協働にテーマを移し、非営利民間の立場から地域社会を変革するしくみづくりに取り組む。2007年からダイバーシティ研究所代表。講義内容: 日本企業に求められる「ダイバーシティ」の取り組みについて、事例をもとに考え方やこれからの方策を考えます。
◆2013年1月15日(火)13:00~14:30
講座名: CSR基礎講座(生物多様性) 講師:足立 直樹(株式会社レスポンスアビリティ代表取締役) 東京大学理学部、同大学院で生態学を学び、理学博士号取得。国立環境研究所、マレーシア森林研究所(FRIM)で熱帯林の研究に従事した後、コンサルタントとして独立。「企業による生物多様性の保全」と「CSR調達(サプライチェーン・マネジメント)」が専門。日本生態学会常任理事、企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)事務局長など。講義内容: 企業は生物多様性をどのように取り組むべきかを豊富な事例を元にお伝えいたします。
◆2013年1月15日(火)15:00~16:30
講座名: CSR基礎講座(企業と社会) 講師:原田 勝広(明治学院大学教授) 日本経済新聞社ではサンパウロ、ニューヨーク両特派員。国連、NGO、NPO、社会起業家のほか、CSR、BOPビジネスなどを担当。日本新聞協会賞受賞。2010年明治学院大学教授に就任。オルタナ・CSRマンスリー編集長。著書は「CSR優良企業への挑戦」「ボーダレス化するCSR」など。講義内容: 企業は社会とどんな関係性を持つべきか、そのためにはどんな施策が必要なのかをともに考えます。
◆2013年1月15日(火)17:00~18:30
講座名: CSR事例研究(本業との結合) 講師:今 敏之(王子ネピア株式会社マーケティング本部長) 1983年、王子ティシュ販売(現・王子ネピア)入社。東京支店、チェーンストア部などを経て、商品開発センターへ。2004年から家庭紙のブランドマーケティングを担当。2005年から子供用・大人用おむつのブランドマーケティング、鼻セレブなども担当。2008年から千のトイレプロジェクトを開始。講義内容: 王子ネピアの「千のトイレプロジェクト」をどうやってゼロから立ち上げたか。どう経営陣を動かしたかを伝えます。