三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)とホウライが、循環型の酪農・林業へ協業する。(オルタナ編集部・萩原 哲郎)
ホウライは100年以上の歴史がある千本松農場を運営しており酪農を行うとともに、森林活用を通じた循環型酪農にも取り組む。SMBCは昨年度から「環境」や「DE&I・人権」などを「特に解決すべき重点課題」に定めており、ホウライとの協業を通じて「環境」への取り組みを進める。
協業で循環型酪農の高度化と、循環型林業の構築を目指す。400haにおよぶ広大な森林の計画的な管理育成で、酪農で発生するメタンガス相当量を吸収する。
また、植林から活用までのサイクルを構築するとともに、乳牛の寝床として間伐材を有効活用していく。