オルタナ77号「CSR48presents CSRトピックス」37

DEIの一環として、LGBTQ+理解への関心が高まる
LGBTQ +当事者やその支援者 (Ally) たちが共に 「性」と「生」の多様性を祝福する東京レインボープ ライドが4月 20・21 日、東京・渋谷で開催された。
30 周年を迎える今年、総動員数は 27 万人を超え、 過去最大の 314 社・団体が協賛、約 1 万 5000 人が パレードに参加した。参加者と、沿道で見守る人たち の「Happy Pride !」の声が響き渡った。
今年のテーマは「変わるまで、あきらめない」。日 本は先進国の中でも性的マイノリティが生きる上で の環境・法整備が遅れている。その一方で理解は着実 に広まっているため、今後は社会的課題がより一層問 われるだろう。(CSR48・太田治子)
「CSR48」とは
2012年に企業のCSR担当者を中心に「CSRに 関心のある女性」が集まって発足したコミュニティ。「CSRをもっと身近に」をミッションに勉強会やイベントを実施しており、近年は性別に関係なく参加を呼び掛けている。取り組みは 脱炭素や脱プラスチック、LGBTQ+、フェアトレードの勉強会、 洋服リサイクル&コットン収穫ツアーの企画など。メンバーの 所属は商社、メーカー、非営利団体、コンサルなどさまざま。早稲田大学でのゲスト講師登壇も毎年行っている。