セブン‐イレブンが店舗建設で木材活用、年25店舗で取り組む

オルタナ78号「林業トピックス」50

セブンイレブンジャパンと農林水産省はこのほど「建築物木材利用促進協定」を締結した。今後、店舗建設での木材利用を進める。

8月28日にオープンした「セブン-イレブン福岡ももち店」では地元の木材を活用した
8月28日にオープンした「セブン-イレブン福岡ももち店」では地元の木材を活用した

建築物木材利用促進協定は、「都市の木造化推進法」とともに創設された制度だ。国や地方公共団体などと協定を締結して助言などを受けるもので、これまで国との協定締結事業者はセブンーイレブンを含めて21社となる。


同社は今後、新たに出店する店舗で持続可能な資源である木材(地域材)を活用した木造化・木質化を推進する。5年間で1375㎡の地域材の利用を目指す。1店舗あたり11㎥として、年間で25店舗取り組んでいく予定だ。対象区域は全国となる。地域材は合法性が確認されたものを積極的に利用する。

農林水産省からは技術的助言などを行うとともに、定期的な意見交換や専門家の紹介なども行う。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #オルタナ78号#林業

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