ホンダと日産の協業に、日産が33.4%の株式を所有する三菱自動車も参画することが発表された。今年3月期の実績で、3社の世界販売台数はそれぞれ、ホンダが約407万台、日産が約344万台、そして三菱が81万台となり、合わせると約833万台。
SDVプラットフォームにしてもバッテリー、e-Axle(イーアクスル)にしても、まとまった数が揃うことが、それだけで大きな武器になることは言うまでもない。
さらに言えば、これはトヨタを筆頭にマツダ、スバル、スズキ、ダイハツが集うグループと、国内メーカーが2陣営に集約されたということも意味する。テスラ、BYDなどに対して、力を結集して対峙する図式ができあがったことも意味する。