一般社団法人ESG情報開示研究会(EDSG、東京・千代田)は20年に19社で始めましたが、参画する事業会社や金融機関などの数は130を超えました。年金積立金管理運用独立行政法人や金融庁なども参画し、非財務情報の開示領域のコミュニティでは日本最大規模に成長しました。(一般社団法人ESG情報開示
研究会 共同代表理事=増田 典生)
EDSGでは毎年秋に欧州視察に行きます。24年は、欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)やIFRS財団などを訪れて意見交換を行いました。
欧州の情報開示規制といえば、CSRD/ESRSが話題です。CSRDができた経緯を遡ると、19年から欧州が掲げる政策「欧州グリーンディール」があります。
■CSRD/ESRSでは最大1000以上の開示項目が