■フードエリアは出店基準を見直し
会期中は3つのテーマを軸にトークイベントや会場周辺のパレード、キャンドルナイトなどの催事を企画。会場で使用する電力は廃食油に加え、プラスチックごみを回収して製造した油を燃料に発電してまかなう。

フードエリア「アースデイキッチン」では、今回から出店基準を見直す。「GM(遺伝子組み換え技術)」「化学添加物」「児童労働や生産者の搾取、環境破壊」「国の基準を超えた放射能汚染、またはその懸念」の4項目にかかわる食材は使えない。また「OK食材群」として、無農薬栽培や生産者からの直接仕入れなど8項目を定めた。これらの情報はチェックボックス形式で消費者に明示する。
主催者は禁止項目に抵触しない食材の紹介など、出店者への側面支援も行った。アースデイキッチンを担当する冨山普氏は「アースデイ東京ならではの特色をもったフードエリアにしたい」と話している。
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