育児・介護休業法改正、企業の対応は

オルタナ80号「CSR48presents CSRトピックス」40

ワークライフバランスの向上を通して企業力の向上を目指す

4月1日から、仕事と育児・介護を両立できる環境整備に向けて、育児・介護休業法の改正が施行される。

改正の主なポイントは、子の看護休暇の対象が小学校3年生まで拡大、小学校就学前の子を養育する社員の残業免除、3歳未満の子を養育する社員がテレワークを選択できるようにする努力義務、介護休暇の取得要件の緩和、介護による離職防止のための環境整備の強化などだ。

柔軟な働き方が当たり前となる企業文化を醸成することが、企業の競争力向上にも直結する。この改正を成長のチャンスと捉え、積極的な取り組みを行うことが鍵となるだろう。 (CSR48・前田京子)

「CSR48」は、企業のCSR担当者を中心に「CSRに関心のある女子たち」が集まったグループ。「CSRをもっと身近に」をミッションに、勉強会やイベントを実施する。⽬指すのはサステナブルな社会と、女性のエンパワーメントによって、利害や⽴場を超えて、より良い社会に向けたアクションをおこすこと。メンバーの所属は、商社、メーカー、ゼネコン、NPO法人などさまざま。 雑誌オルタナの連載の他、イベント登壇や4月はじまりのSDGsカレンダー発売など多彩に活動を広げる。オフィシャルブログ 執筆記事一覧

執筆記事一覧
キーワード: #オルタナ80号

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。