AIを活用したソフトで家庭菜園をサポート

オルタナ80号「農業トピックス」52

作業日誌や作業状況の写真を登録し、次の栽培計画の参考にすることも可能

パソコン用ソフトウエアの企画・開発・販売を行うFREECS(フリークス、東京・港 ) は2月、栽培計画サポートソフト「おまかせ家庭菜園」を発売した。

同ソフトには作物の栽培スケジュールや、作業工程・肥料や農機具などの情報が登録され、対象の作物を選択すれば基本的な栽培計画が完成する。

不明点やトラブルはAIチャットで質問するが、最適な回答を引き出すためのテンプレートも備える。栽培計画の参考に、菜園のある場所の気象データを気象庁のホームページからダウンロードもできる。

開発の背景には、野菜価格の高騰による家庭菜園のニーズの高まりがある。高齢者の使いやすさを考慮してスマホでなくパソコン専用(Windows・ダウンロード販売)とした。

同社広報担当の佐藤真知子氏は「高齢者にとって野菜価格の高騰は深刻な問題。家庭菜園を通じて心と体の健康に貢献したい」と説明する。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #オルタナ80号

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