大阪万博は社会の「失望」を映す鏡なのか

記事のポイント


  1. 「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに大阪・関西万博がついに始まる
  2. 1851年のロンドン博覧会以来、万博は世界の「今」を切り取り、象徴してきた
  3. しかし、建築費や廃棄物を考慮すると、大坂万博は失望の象徴になる可能性も

大阪・関西万博が4月13日に始まります。万博は1851年のロンドン博覧会以来、世界の「今」を切り取り、象徴してきました。今回は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げますが、膨大な建築費や廃棄物を考慮すると、「失望」の象徴になりかねないと危惧しています。(オルタナ総研所長=町井 則雄)

これまでにも大阪万博開催に向けて本当に様々な話題が世間をにぎわせてきたが、開催期間中、そして終了後も話題に事欠くことのない状況になりそうな気配である。

(この続きは)
■万博はグローバル化とともに始まった
■なぜ大阪万博に違和感を感じるのか

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町井 則雄(オルタナ総研所長)

株式会社シンカ 代表取締役社長/一般財団法人 22世紀に残すもの 理事長/ 株式会社オルタナ オルタナ総研所長/岩手町政策アドバイザー など 1993年日本財団に入会。「日本財団図書館」・「日本財団公益コミュニティサイト『CANPAN(カンパン)』」の企画・開発を行うと共に、企業のCSRの取り組みを可視化するデータベース「CANPAN CSRプラス」の企画・開発に携わる。「世界を変えるデザイン展」、「未来を変えるデザイン展」の企画・総合プロデューサー。日本財団を2016年9月に退職、企業の社会課題解決型ビジネス創出のサポートやCSR支援を行うため株式会社sinKA(シンカ)を立ち上げ、現在に至る。経産省 地域新成長産業創出促進事業審査委員、内閣府「新しい公共推進会議」情報開示・発信基盤に関するワーキング・グループ委員、G4マルチステークホルダー委員会委員、CSR検定委員会 委員等を歴任。著書(共著) 「CSR検定テキスト」 、「企業と震災(木楽舎刊)」 など。

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キーワード: #サステナビリティ

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