環境省が一次データを活用したGHG算定ガイド、その狙いは

■第67回SBL(サステナブル・ビジネス・リーグ)セミナー

オルタナは4月24日、SBL(サステナブル・ビジネス・リーグ)オンラインセミナーを開きます。環境省は3月31日、一次データを活用したサプライチェーンの温室効果ガス(GHG)排出量の算定ガイドラインを公開しました。新ガイドラインでは一次データでGHG排出量を算定しないと削減できないことを強調しました。新ガイドラインをまとめた担当官をゲストに招き、これから求められるGHG算定の方法について話を聞きます。(オルタナ編集部)

とき:4月24日(木)12:00~13:00@ZOOM
ゲスト:杉井威夫氏(環境省 地球温暖化対策課脱炭素ビジネス推進室長)
参加費用: 無料(SBL有料会員/SBL無料会員)
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杉井威夫(すぎい・たけお)氏
環境省 地球温暖化対策課脱炭素ビジネス推進室長
2023年7月から現職。脱炭素化に取り組む事業者の支援等を担当。これまで環境教育室長、環境大臣秘書官、広報室長等を歴任。

環境省は3月31日、一次データを活用した温室効果ガス(GHG)排出量算定に関するガイドラインを公開しました。環境省がGHG算定のガイドラインで一次データを推奨したのは初めて。新ガイドラインでは、製品ベースの算定を最も精緻な一次データでの算定と位置付けました。

サステナX

新ガイドラインでは、一次データで算定しないとGHGが削減できないことを強調しました。これまでのガイドラインでは、「活動量(売上高・取引高など)×排出原単位」という二次データを活用した算定を主な算定方法として紹介していました。

一次データだと調達した製品や素材に伴うGHG排出量をもとに算定に取り組むので、その製品が低炭素製品であればあるほど、削減につながります。さらに、サプライチェーンのどの部分が最もGHG排出量が多いか把握できるので、削減戦略も組み立てやすくなります。

SBLセミナーでは、新ガイドラインの策定を担当した、環境省の杉井威夫・地球温暖化対策課脱炭素ビジネス推進室長をゲストに招き、これから求められるGHG算定の方法について話を聞きます。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #SBLセミナー

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